以前、夫から「余っているからあげるよ」と譲られたLogicoolのM720トライアスロンマウスのホイールスクロールが挙動不審になってしまいました。
ホイールを回してスクロールすると、余分に高速スクロールしたり、止めた際に少しだけ上に戻ったり。勝手に上下にウロウロするので、ものすごく画面酔いします😰
以前も同じような不具合が出た際、ホイール脇からエアダスターを吹き付けて治った経験があるのですが、今回はそれでは回復しませんでした。
もう買い換えようと思ってAmazonで確認したら、このマウスの想定外の金額にビックリ!( ゚Д゚)ハ、八千円だと!?
金額を知っちゃうと急に勿体ない精神を発揮するオバチャンなので、ダメ元で修理にチャレンジしてみることにしました。
スクロール不具合の原因を突き詰める
スクロールの挙動がおかしくなる原因は、『パソコン側にある場合』と『マウス側にある場合』のどちらかとなります。
今回は、Windows10のサポート終了(2020年11月10日)による更新と、マウスの電池交換、ロジクールのサポートソフトOptionsの更新がもろ被りした為、私はまずPC側の不具合を疑いました。
パソコン側の設定を確認
思いつく原因と対策として以下の点を確認してみます。
①Windowsのマウス設定(スタートメニュー>設定>デバイス>マウス)
「1度にスクロールする行数」「ホバーした時に非アクティブウインドウをスクロールする」の項目を再設定する。
②Logicool Options(アプリケーションソフト)の更新が滞っている
再ダウンロードし、『ポイント&スクロール』項目の「スムーズスクロール」を無効にする。
③無線接続(Unifying)のペアリング不具合
USBを差し直し、再度ペアリングし直す。
対処してみましたが改善しなかったので、マウス側に原因があると仮定しました。
マウスを分解してみよう
スクロール異常がマウス側の原因な場合、本格的な故障とは別に以下のケースが確認されているようです。
①電池残量が少ない。
②内部にゴミが入り込みエラーを起こしている。
電池は交換したばかりなので、今回はあてはまりません。
外側からエアダスターを吹き付けても改善しなかったので、中身を確認してみることにします。
分解に必要な道具として
・ネジ穴にあったドライバー
・エアダスター
・ピンセット
は最低限必要です。
まず、ネジを外します。
電池蓋を外したところに2本のネジを確認。外しましたが動きません。
他サイトの別機種の分解例を参考にして、電池ケースに貼られた+-表記のシールを剥がし、1本発見しました。こんなんわからんわ💢
さらに、前方向のソールを剥がした下に、2本発見。無茶振りがひどい😰
そして、何やら外れた針金が😱
え、これ、どこのパーツなの??絶望しかない💀
と思ったら、神がいました👼
左右クリックボタンの押し戻しバネか何かのようですね。
ネジ探しの際、クリックボタンのパネルも外れるのかとパカパカ弄りまくっていたので、はじけ飛んでしまった模様。
まさかの見本のおかげで、なんとか同様にはめ込む事が出来ました。ミラクル✨
エアダスターで念入りに埃や猫の毛を吹き飛ばした後、再度組み立てます。
まとめ
私の場合は、この対処法で無事にスクロールの異常が改善しましたヤッター🙌
とはいえ、いつもこの処理で直るとは限りません。
Logicoolの保証交換対応は神とのうわさなので、保証期間内であれば下手に弄らずに公式サポートへのご相談をお勧めします。
お買い求めしやすい価格帯のマウスもありますので、手間暇を掛けずにお買い換えするのもひとつの手段かと。
ちなみにM720は後継機種が発売されています。
ぶっちゃけオバチャンは右左クリックとスクロールしか使っていないから、いろんな機能が宝の持ち腐れなのである。
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